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自分しか見えへん

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自信を持つということは・・・

今という時代は誰もが自信を持たれへん時代。
子どもの頃から始終怒られっぱなしで、褒められることなんて滅多にない。
学校でも会社でも勝者になるのはほんの一部の人間だけ。
それ以外の圧倒的多数の人間は、敗北の屈辱と劣等感をいつもいつも味わわされる。

極度に不景気な世の中で就職のための面接を受けても
「あなたはうちの会社にとって必要な人間ではありません」という意味の
「不採用」の通知が何度も何度も送りつけられる。
そんなことが繰り返されたら誰かて
「自分は社会にとって不必要な人間なんや」て思うようになる。
賢明な人間は、それなら最初から傷つけられへんようにしようと思う。
面接を受けへんかったら「不採用」になることもない。
そして、いつか自分を肯定的に見るすべを忘れ、多くの若者がニートになっていく。

「自信を持つこと」に臆病な人がいてる。
その人は「自信を持つことが怖い」て言う。
「自信を持ったら、また叩き落されそうな気がする」かららしい。
けど、何も今の状況に「あぐらをかけ」て言うてるんやない。
今の自分を、自分で認めたげてほしいだけなんや。

「自信を持つ」ことと「高慢になる」ことは似て非なるもん。
「自信」は自分を肯定する力。
「高慢」は他人を否定する力。

がんばってる自分をぜひとも認めてあげてほしい。
それが今日を生きるあなたのエネルギーになると思うから。
by yaritai-houdai | 2005-10-10 09:20 | 雑感